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夏のご挨拶

 新型コロナウィルス感染症の終息も見通せないなか、ようやくワクチン接種が一般市民にも行き渡りつつあることは心強い状況であります。
 
 当院は今年8月に開院2周年を迎えます。皆様に支えられながら多くの患者さんの治療を行うことができましたことを改めて感謝申し上げます。当院の使命である網膜硝子体疾患の診断と治療に益々専念し、より良い医療を一人でも多くの方々に提供し安心して治療を受けられる環境作りに今後も注力して参ります。
 
 私達が何よりも大切にしているのは「最新の知識に基づいた正確な診断」と「確実で安全な治療」それから「患者さんの不安を取り除く心がけ」です。患者さんが初めて医療機関を受診される時は必ずなんらかの不安をもって来院されます。病気で不安の方々を優しく迎えて丁寧に接することは医療者としての基本だと思います。実際の治療においては患者さんに苦痛を与えない「優しい治療」を目指します。医学的に「低侵襲」と言いますが、同じ結果であってもその過程においていかに苦痛が少ないか、あるいは同じ治療内容であっても回復までの時間がいかに短いかなどが「低侵襲」に関わる要素です。当院では全ての手術を日帰り局所麻酔で行い、術後安静や体位制限など生活上の苦痛を最小限に抑える努力を行っております。また、治療成績については単に手術件数を公表するだけではなく、例えば網膜剥離の復位率などを学会にて定期的に発表し自施設で行っている医療の質を公にしております。
 
 感染症対策としてはこれまで同様に、定期的な清掃、清拭、換気、職員と患者さんの手指消毒、マスク着用などを継続して参ります。COVID-19は飛沫のみならず一部では空気感染もあり得ることが認識されつつあり*、当院では効果的な換気を高性能フィルターを通して全館で行っています。また、職員全員が常に健康管理を怠らず感染を伴うような状況に自ら身を置かない、体調不良時は出勤しないことを守ります。患者さんご自身も体調不良時は無理に受診せず電話でご相談ください。
 
 COVID-19に対する理解が医学的にはかなり進んだとは言え、その対応は政治的、経済的作用によって今後も変化すると思われます。具体的には経済活動の自粛や感染者、濃厚接触者の対応など1年前と現在とではかなり異なり、世界的には自粛解除の方向が見えてきました。その一方で国内では新たな変異株蔓延の兆しが感じられます。ワクチン接種の拡大により事態が終息へと向かうことを期待するばかりです。

 

2021年7月
出田 隆一

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/more/scientific-brief-sars-cov-2.html

 

2021年1月
出田 隆一

主な診療内容

  • 網膜硝子体

    主な病気に網膜剥離、糖尿病網膜症、黄斑前膜(黄斑上膜)、黄斑円孔、硝子体出血、加齢黄斑変性症などがあります。専門性が高く、病状によっては緊急性もあります。また放置することで視力の改善が無くなる場合もあります。当院では3名の経験ある術者が担当となり専門的に加療いたします。緊急に備えて手術室は毎日稼働します。

    網膜硝子体について

  • 白内障

    カメラに例えるとレンズに相当する働きの水晶体という組織が混濁する病状です。当院は網膜硝子体専門ではありますが白内障も同時に治療を要する例も多く、その場合は全ての手術担当医が十分に対応いたします。ほとんどの場合網膜硝子体と同時手術になります。

  • 緑内障

    眼から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という組織に障害が起こり、視野(見える範囲)が狭くなる病気です。眼圧が正常な病型と眼圧が異常に高くなる病型がありますが、私たちの専門である網膜硝子体疾患に合併して高眼圧が視神経障害を起こすことがあります。眼圧を下げる手術にも対応できる体制を整えております。

  • 日帰り手術

    以前は網膜硝子体の疾患は入院で行うことが一般的でしたが、最近は入院の必要性はほとんどなくなっています。また、当院は日帰り手術が基本ですが病状により入院加療が必要な方は近隣の医療施設のご案内をいたしますのでご安心ください。遠方からの受診で通院が大変な方には宿泊施設をご案内しております。

    手術が必要な方で、遠方よりお越しの方へ

  • その他の診療について

    それ以外にも一般的な目の病気について診察いたしますが、必要性に応じて適切な施設にご紹介する場合もあります。

お電話・ご予約受付時間:
月曜〜土曜[8:30 〜 12:30 14:00 〜 16:30]